笑う角には福田さんが来たる

  • 2020.08.02 Sunday
  • 22:26

このブログにも、わたしの仕事にも欠かせないのが福田さん。
福田さんは、ハマスタの近くにDTP系のデザイン製作会社をかまえ、ご本人は企画・編集、ライティング、宴会部長まで巧みにこなす必殺仕事人。
本当は50代、見た目は40代。風貌は小笠原道大を可愛らしくした感じ。
ここで気をつけなければならないのは、小笠原道大が几帳面なA型であるのに対し、福田さんは ♫超超超いい感じ 超超超超ドB型 なのである。

某編集会議の途中で、クライアントの編集さんから「ていうか、福田さんってB型です?」と強めのサーブを打たれたことがあった。
これがA型だと「どの辺りがB型に見えました?」なんて不必要なラリーを繰り返し、じりじりと攻め上がって最後の最後に「まぁ、わたしB型じゃなくてA型ですけど」とラインギリギリに嫌味のクロスを打ち込んできそうだが、福田さんは違う。
「B型に決まってんじゃん。ほかに見える?俺がB型じゃなかったら誰がB型なのよ」

と、いきなりエアKばりのスマッシュをキメていた。清々しささえ感じる。

そんな福田さんとの出会いは、何をかくそう、ベイスターズのことばかりしたためているこのブログである。
12年前に、わたしのホームページの窓口からメールをいただいた。
会ってお話がしたいです。ただ会うだけじゃおもしろくないんで手土産に仕事を持っていきます、と。待ち合わせの場所は、ハマスタ近くのカフェ。

はい、怪しい。

でも、たとえ悪霊が消えるという高い壺を押し売りされてつきまとわれても、ハマスタの近くなら土地鑑を生かしてまけるとおもい、興味が勝って会いに行ったのだった。

「知らないおじさんから仕事があるって呼び出されてよく来たね、ははは」なんていわれてね。
「こちらが執筆したものを見ていただいてから、お話を進められた方が良いかとおもいまして…」と持参した見本誌を渡そうとすると、
「大丈夫。ブログ見てるから。おもしろいじゃん。いいよ。でね、これがいっしょにやってもらいたい案件でね…」と、その場でもう仕事が始まってしまった。
福田さんは、たまたま見つけたこのブログを2年も前から読んでくれていたらしく、わたしは気を良くしてノッてしまった。

最初にいただいた案件はファッション系の職人さん取材で、そこから仕事のお付き合いが始まり、定期的に依頼をいただくようになった。

新聞関連のお仕事もいただき、当時2軍で寮生活を送っていた筒香嘉智選手のインタビューや運動系の部活取材など、元ニッタイ大、ベイスターズ(佐伯貴弘氏)追っかけ現役選手の足を存分に生かすことができた。
球団発行の媒体でいろいろな選手を取材させていただいたり、ファンクラブの会報を手掛けたり、福田さんと横浜DeNAベイスターズの制作物を形にすることができた。

元々ベイスターズ関連の執筆は細々とやっていたが、球団と直接関わる仕事をさせてもらったおかげで信頼度が高まり、他の媒体からのオファーが増え仕事が広がっていったのだ。
いま野球専門誌や全国誌でベイスターズ記事を書かせてもらえるのも、礎を築いてくれた福田さんのおかげといっても過言ではない。

好き勝手にブログを書いていたら○○の目にとまり夢が叶った、なんて話を聞くと、ちょっとうさん臭いとおもうこともあったが(あったんかい!)、あぁこれかぁ、こういう感じかぁ、すごいすごいとはじめのうちは夢見心地にもなった。

ひとつ仕事をこなすと、次の仕事の規模や責任が少しだけ大きくなることを繰り返すので、わらしべ長者のような気分にもなり、感謝の気持ちでいっぱいなのである。

ただ、取材中にちょいちょい福田さんのドB型ビームが炸裂し、変な汗をかくことがあるが、そこはご愛敬。

こんなこともあったっけ。
ベイスターズ選手の取材待機で、練習中にベンチで待っている間、福田さんが球団職員さんに質問をした。

「あの選手なんていうんですか?」

「うん? ○波選手がどうかしましたか?」

「いやぁ、AV男優顔ですね。セクシーでかっこいい」

球団職員さん絶句してたなぁ。

こんな話は氷山の一角に過ぎない。
現在、育休中だけれど、在宅でできる仕事を振ってくれるとのことで、感謝を込め、またエピソードを披露したい。

福田さん、勝手にいろいろ書いてごめんなさい。
B型だから気にしないよねってことで、ね。

にこっ。

愛愛。